【史料01】戦時下の遠軽教会——宗教団体法から日本基督教団認可までの経緯
本資料は、戦時下における遠軽教会の歩みを記録した一連の史料群の導入にあたる。1940年の富田満書簡(同意書提出依頼)を「はじまりの一枚」として、宗教団体法の成立・施行から日本基督教団への統合、そして遠軽教会の名称変更・認可に至るまでの経緯を時系列で示す(発表資料1)。
本資料は、戦時下における遠軽教会の歩みを記録した一連の史料群の導入にあたる。1940年の富田満書簡(同意書提出依頼)を「はじまりの一枚」として、宗教団体法の成立・施行から日本基督教団への統合、そして遠軽教会の名称変更・認可に至るまでの経緯を時系列で示す(発表資料1)。
本史料は、1939年4月7日に成立した宗教団体法の法令原文である。全33条と附則からなるこの法律は、国家が宗教団体を法的に管理・統制するための根拠法となった。遠軽教会をはじめ、日本全国のキリスト教会・仏教寺院・神道教派が否応なくこの法の支配下に置かれた(発表資料2)。
本史料は、1941年6月に成立した日本基督教団の「第一部」(旧日本基督教会系)が発行した機関誌の創刊号と、教団全体の機関誌「教団時報」第六号である。太平洋戦争開戦直後の1942年1月に発行され、戦時事務局からの示達・各教会への財務報告・日曜学校情報などを収録する。教会組織が戦時体
本史料は、1942年2月1日に開催された遠軽教会第38回定期総会の記録である。日本基督教団成立後、初めての定期総会にあたり、木口正八郎牧師による昭和16年度教情報告が読み上げられた。銃後の信仰生活・戦地への子弟の送出・日本基督教団への加入という三つの現実が、一枚の教会記録に凝縮されている
本史料は、遠軽教会の歴代牧師の在任期間と、同時代の主な出来事を対照させた一覧資料である。1922年から1955年にかけての牧師交代の記録は、宗教団体法の成立・日本基督教団への統合・太平洋戦争・敗戦という激動の時代と教会の歩みを重ね合わせて読むことができる(発表資料5)。